2010-2013年イズミール地域開発計画事業

2010-2013年イズミール地域開発計画の準備は、当初より地域の参加者による推進を基本原則として、2008年開始した。そのため、最初に計画に参画するメンバーを確定する作業が行われた。結果として、開発諮問委員会のメンバーの所属機関をはじめ、500人近い参画者が決定した。
その後、様々な作業班やワークショップが結成され、優先事項や目標を明確にするために、SWOT分析や各分野・テーマごとの開発基本軸作成などが行われ、できる限り多くの地域の参画者による地域計画の実現が図られた。新しいイズミールの開発に臨み、現状を知るための現状分析作業も行われた。これらのすべての作業が、計画づくりの立脚点にとなっている。
2010-2013年イズミール地域開発計画の原則・行動指針
2010-2013年イズミール地域開発計画のビジョン、基本目的および開発軸に基づき、戦略な優先事項が明確にされ、3つの原則・行動指針が明らかにされた。
平等と社会的内包
社会的内包とは、教育、健康、文化、雇用など社会面で、個人が必要なものに手を届かせることができる状態、また、これらの分野で個人として能動的な形で存在していられるための条件をいう。社会的内包を目指す実践内容としては、上記事項をはじめ、社会的な分野で様々な不利な状態(障害、貧困など)が原因となっている差別や社会的疎外を取り除く政策があげられる。2009-2013年イズミール地域開発計画は、決定した優先事項や目標の範囲内で、あらゆる過程において社会内包を一般的原則とする。
持続性のある開発
持続性のある開発とは、開発に関するあらゆる経済、融資、商業および工業政策の調和のとれた過程をいう。それは、成長を(i)経済、(ii)社会、(iii)環境の観点に立って持続するという目的を持っている。
参加者型
決定過程における変革を条件づけた参加者型の原則は、対話や代表制、権限委譲手段によって決議にいたる方法をとり、2009-2013年イズミール地域開発計画の基本行動指針となっている。
2010-2013年イズミール地域開発計画ビジョンおよび基本目的
2010-2013年イズミール地域開発計画のビジョンは、「守りながら発展する、生産しながら成長する変化するイズミール」に決定した。
2010-2013年イズミール地域開発計画は、そのビジョンを実現するために、以下の3つを基本目的としている。
*効率と能力の向上により、競争力をつける。
*生活の質を向上させる。
*自然や文化の財産を守るとともに、有効に利用する。